2007年05月17日

アイロンより便利な「手ぐし」について。

こちらもよくご質問を頂く洋裁用語「手ぐし」
「朝は面倒だから手ぐしで〜」なんて
髪の毛の整え方じゃございませんの。

洋裁で使われる「手ぐし」は
フィンガープレスとも呼ばれています。

縫い目を割るときにアイロンをかけると
ピシッときれいに割れますよね。
でもいちいちアイロンを出すのが面倒。
そんなときは手の指やお爪でぐりぐりと縫い目を割って
折り目をつけますの。

手ぐし.jpg
手ぐしで生地に折り目を付けているところ。お爪を立てると折り目がつきやすいです。

化繊系の布地にはあまり効果がありませんが
綿や麻素材は折り目がつきやすいです。

アイロンがかけにくい細かいところや
ちょこっとだけ縫い代を割りたいところにも
「手ぐし」はとても便利です。

縫う工程の途中途中でアイロンをかけると
仕上がりも綺麗になりますが
やっぱり面倒と思うこともありますね。
そんなときは是非「手ぐし」を。
その分仕上げアイロンはしっかりかけてくださいね。


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posted by ユーカ(youka) at 06:14 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | オススメなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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