「サコッシュ」を作るワークショップが開催されました♪
「CORDURAナイロンで作る本格サコッシュ」
今回のワークショップ。
受付開始からたった3分で満席になってしまったので…
来れなかった方の為に後半のほうで縫い方のポイントもご紹介しますね。
来て下さった方は復習を兼ねて読んで頂ければと思います!
前回の時と同様に、広い会場にミシンがひとり1台!
競争率が上がってしまうのも頷けるとっても贅沢な環境でのワークショップでした。
使用したミシンは新商品の職業用ミシン「SL-700EX」
工業用ミシンの技術を取り入れた職業用ミシンの最高峰。
わたしが愛用している「SL-300EX」の更に上のランクですよ!
最初に軽く説明をした後は、ポイントを書き加えたスペシャルレシピを元に
各テーブルに戻って各自でどんどん進めていくスタイル。
わたしとJUKIさんのスタッフで各テーブルをまわりながら
進み具合に合わせて作り方やポイントをレクチャーしていきます。
時間内に終わるか不安いっぱいで始めた午前の部でしたが
普段から縫い慣れている方が多いのか全員が見事に完成!
わたしのあおりペースに最後まで付いてきてくださってありがとうございます!!
午後の部は、午前の部が全員完成したということで少しだけ気持ちの余裕が。
しかも前回のワークショップにも来て下さった方が数名いらしたので
さらにアットホームな雰囲気で進めることができました♪
*******************************************************************
まずは最初の工程のタグ付け。
黒い布地の時には、布地にあたりが出にくいスムース押えがお勧めです。
お次は各パーツにコバステッチをかけるところ。
1つのパーツが縫い終わったら、次のパーツを差し込んで続けて縫うと
早く縫えて、糸の節約もできることをご紹介しました。
元の作り方レシピではアイロンで折ってポケットの案内線を入れるところですが
コーデュラナイロンは折り目がつかないので「へら」で案内線を。
この「へら」で案内線をひくやり方は、チャコで布地を汚したくない時に使います。
「へら」は他にもいろんな使い方ができるのでショップでも扱うことにしましたよ♪
こちらはファスナーの仮止め。
待ち針が刺しにくい素材や厚みがある場合は「仮止めクリップ」が便利です。
(こちらも取り扱いを開始しました)
皆さんが苦手と言っていたファスナー付けも
「ジッパー押え」を使えば普通の直線縫いと同じぐらい簡単に♪
(ワークショップで使用したのはS2525という25mmタイプです)
ファスナー端の縫いにくいところは「思いっきりひっくり返す!」がポイントでしたよね。
パターンレーベルのショップでまとめ買いされる方も多い、隠れたヒット商品
「内巻きテープ」も実際に使ってもらって縁取りが苦じゃなくなったかしら♪
布端をあぶって処理するヒートカットも感覚をつかんでくださいね。
厚みがあるときの縫い始めはこんな風に押え金が斜めになっていると
縫い目がくるったり、前に進みにくいので、同じ厚みになるように
後ろ側にテープを添えて調整するやり方もご紹介しました。
押え金が布地と平行になっているのが解るかしら?
パワーのない家庭用ミシンでの厚物縫いの時なんかも
この方法でトライすると結構きれいに縫うことができますよ♪
最後にご紹介したいのはフジックスさんの「シャッペスパン」というミシン糸。
今回のようなしっかりめの素材のバッグから、
ワンピースのようなやわらかい素材のお洋服まで、万能で使えるミシン糸です。
丈夫さ、つや、引き締まり感は、ブランド糸ならではの安心感があって
ちゃんとした作品を作るときには欠かせない糸なんですよ〜。
ワークショップの最後は、お楽しみの「もぐもぐタイム〜」
全員がパターンレーベルのお客様ということもあり
わたしにとってはオフ会のようなとっても楽しいひとときでした♪
今回ご参加くださった皆さま、
会場準備をしてくださったJUKIさん、
お道具を貸してくださったクロバーさん、
ミシン糸を提供してくださったフジックスさん、
本当にありがとうございました!
また、皆さまにお会いしたいので次のワークショップを考えたいと思います♪