女性の方からも自分用に作りたいというコメントが多いので
レディース風にアレンジする方法をご紹介します。

■モデル:身長156cm バンドカラーシャツ Sサイズ(ショート丈/袖丈3.5cmカット)着用
普段レディースのS〜Mサイズを着用しているモデルちゃんが
「バンドカラーシャツ」のSサイズを着用しています。
メンズは胸の立体処理がないので身頃はそこまで大きく感じませんが
お袖はやや太く感じます。
肩の位置も少しドロップした位置になります。
前開き部分はメンズのレシピをそのまま反転して
右上前になるように仕立てています。

■モデル:身長156cm バンドカラーシャツ Sサイズ(ショート丈/袖丈3.5cmカット)着用
着丈は型紙に記載されているショート丈をそのまま使用。
袖丈はモデルちゃんの裄丈に合わせて3.5cm短く補正しています。
ビックシャツのイメージで着るならば、肩がもう少し下がるように
「バンドカラーシャツ」のMサイズの型紙を使用して
着丈と袖丈をもっと短く補正しても可愛いように思います。
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以下は型紙の補正の仕方です。
型紙を切る前に補正用にコピーをとっておくと作業がしやすいです。
女性の手首は細いので腕まくりしても落ちてこないように
袖口あきを3cm短く補正しました。
袖口あきの合印の位置も1.5cm短く移動します。
着る人の裄丈に合わせてひじのラインで短く補正します。(今回は3.5cmカット)
※裄丈はお首の後ろ中心から肩先を通って手首の少し下あたりの長さです。
パターンレーベルのサイズガイドFのところです。
袖の脇線(袖下線)がずれるので繋がりよく引き直します。
拡大するとこんな感じです。
下側の紙をあらかじめ残しておくと補正がしやすいです。
型紙の補正はここのみです。
前立て布(前あき部分)は裏返して裁断して
レシピの図解を反転して作っていますが、
途中あきの場合はどちらが上前になってもあまり違和感がないので
そのまま作っても大丈夫だと思いますよ〜。
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